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楽天の出店手数料は高い?出店にかかる初期費用から運営(運用)にかかる月額費用まで徹底解説

こんにちは、hanro+(ハンロプラス)編集部のコレちゃんです!

楽天市場などの大手モールへの出店の際に気になるのが出店手数料や月額費用などの料金面ですよね・・・。

今回の記事では、楽天市場に出店した際にかかる初期費用や、毎月の月額費用などの 様々な手数料について解説していきます。楽天市場に出店を考えている方はぜひ最後までご覧になってくださいね!

目次

出店にかかる初期費用

楽天市場では「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」と3つのプランがあり、それぞれ出店する際に初期登録費用として60,000円(税別)が発生します。

さらに「がんばれ!プラン」では月額出店料の1年間分、「スタンダートプラン」と「メガショッププラン」では月額出店料の6ヶ月分を初回出店料として必要です。それぞれ細かく解説していきましょう。

がんばれ!プランの場合

「がんばれ!プラン」の場合、出店時にかかる費用は「初期登録費用」と「月額出店料の12ヶ月分」です。

(契約期間1年の場合)

月額出店料 19,500円(税別)×12ヶ月分=234,000円(税別)

初期登録費用 60,000円(税別)

で、初回の合計支払金額は294,000円 (税別)となります。

「がんばれ!プラン」は3つの中でも最安プランで、初心者でも出店しやすいプランと言えますね。毎月の固定費をできるだけ抑えたい人にオススメのプランです。

ただし、他のプランに比べて月額出店料が安いことから初回出店時には1年間分の月額出店料をまとめて支払う必要がある点に注意してください。

スタンダードプランの場合

「スタンダードプラン」の場合、出店時にかかる費用は「初期登録費用」と「月額出店料の6ヶ月分」です。

(契約期間1年の場合)

・月額出店料 50,000円 (税別)×6ヶ月分=300,000円 (税別)

・初期登録費用 60,000円 (税別)

で、初回の合計支払金額は360,000円 (税別)となります。

「スタンダードプラン」は1年間の月額出店料のうち、6ヶ月分を初回の出店時に支払う必要があります。「がんばれ!プラン」は1年分を一括で払う必要がありますが、「スタンダードプラン」の場合は月額の出店料が上がるので、最初に支払うのは6ヶ月分で大丈夫なのです。残りの6ヶ月分の月額出店料は6ヶ月後に支払います。

「スタンダードプラン」は月商140万円以上の売り上げを目標にする店舗に適したプランで、多くの事業者がスタンダードプランで出店しています。

なぜ月商140万円以上の売り上げを目標にした店舗がスタンダードプランに適しているのかと言うと、スタンダードプランの方ががんばれ!プランよりこの後説明するシステム利用料の料率が下げられ固定費を安く抑えることができるからです。そのラインが月商140万円なのです。

「がんばれ!プラン」からスタートして、後に「スタンダードプラン」に切り替えるもよし、最初からある程度の売上が見込めそうであるのなら、「スタンダードプラン」からスタートするのも良いでしょう。

メガショッププランの場合

「メガショッププラン」の場合、出店時にかかる費用は「初期登録費用」と「月額出店料の6ヶ月分」です。

(契約期間1年の場合)

・月額出店料 100,000円 (税別)×6ヶ月分=600,000円 (税別)

・初期登録費用 60,000円 (税別)

で、初回の合計支払金額は660,000円 (税別)となります。

「メガショッププラン」は「スタンダードプラン」と同じく、1年間の月額出店料のうち、6ヶ月分を初回の出店時に支払う必要があります。残りの6ヶ月分の月額出店料は6ヶ月後に支払うのも「スタンダードプラン」と一緒です。

では、「スタンダードプラン」と「メガショッププラン」はどこが違うのか?それは「メガショッププラン」は登録商品数や画像容量が無制限になります!なので、大規模な店舗におすすめのプランとなっています。「メガショッププラン」と「スタンダードプラン」の主な違いは登録できる商品数や画像容量ですが、月額出店料は2倍になっています。これをプラスととるかマイナスととるかは、人によって様々でしょう。「スタンダードプラン」でも登録できる商品数は20,000商品、画像容量は5GBありますので、よほど大規模の店舗でない限り「メガショッププラン」は必要ないと言えますね。

以上がプラン毎にかかる、初期登録費用です。では、続いて月額かかってくる費用についてご説明していきましょう。

運営・運用にかかる基本費用(月額)

毎月の運営・運用にかかる基本費用は月間売上高に応じて発生する料金として「システム利用料」があります。

システム利用料は「がんばれ!プラン」と「スタンダードプラン」「メガショッププラン」で料率が異なり、パソコンを経由した月間売上高とモバイルを経由した月間売上高でも料率が異なります。

また「スタンダードプラン」と「メガショッププラン」の場合は月間売上高と平均バスケット単価でも料率が異なります。何を言ってるいるのか分からない人も安心してくださいね。それぞれのプラン毎に詳しく解説していきましょう!

がんばれ!プランの場合

画像参照元:楽天市場サービス料金詳細

月間売上高とシステム利用料の料率(税別)

50万円まで6.5%
50万1円〜100万円まで6.0%
100万1円〜500万円まで5.5%
500万1円〜1,000万円まで4.5%
1,000万1円〜3.5%
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

※課金の対象は「買い物カゴの金額+送料+消費税」です。

楽天市場のシステム利用料で注意したいのが、月間売上高全てに同じ料率が適用されないということです。

例えば月間売上高が200万円だった場合は[200万円×5.5%=110,000円]ではなく、それぞれの金額に対して料率が課されます。『(50万円×6.5%)+(50万円×6.0%)+(100万円×5.5%)=117,500円』が正しい計算式になります。計算方法はかなりややこしいですね・・・注意しておきましょう。

スタンダードプラン/メガショッププランの場合

画像参照元:楽天市場サービス料金詳細

「スタンダードプラン」と「メガショッププラン」の場合料率は一緒です。以下がシステム利用料の料率です。

月間売上高・平均バスケット単価とシステム利用料の料率(税別)

平均バスケット単価 100万円まで 200万円まで 300万円まで 500万円まで 1000万円まで 3000万円まで 3000万円超
0〜7千円 4.0% 3.0% 3.0% 2.8% 2.8% 2.6% 2.4%
7千円超〜1.5万円 4.0% 3.0% 2.8% 2.8% 2.6% 2.4% 2.4%
1.5万円超〜2.5万円 4.0% 2.8% 2.8% 2.6% 2.4% 2.4% 2.2%
2.5万円超〜3.5万円 4.0% 2.8% 2.6% 2.4% 2.4% 2.2% 2.2%
3.5万円超〜5万円 4.0% 2.6% 2.4% 2.4% 2.2% 2.2% 2.0%
5万円超〜 4.0% 2.4% 2.4% 2.2% 2.2% 2.0% 2.0%
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

「スタンダードプラン」と「メガショッププラン」では月間売上高と平均バスケット単価でシステム利用料の料率が異なります。

ここで聞き慣れない言葉が出てきましたね?「平均バスケット単価」とは何なのでしょうか?「平均バスケット単価」とは、簡単に言ってしまうと「客単価」のことを指します。「スタンダードプラン」と「メガショッププラン」では月間の売上以外にも客単価によってシステム利用料が変わるんです。

平均バスケット単価の求め方は以下の計算式になります。

平均バスケット単価=月間の通常販売額÷月間の通常販売件数

システム利用料の適用料率を大きく分けると、月間売上高が100万円までは平均バスケット単価に関わらず4.0%で、100万円を超えると平均バスケット単価に応じて2.0%〜3.0%の料率が適用されます。「がんばれ!プラン」と同様にそれぞれの金額に適した料率が課される点に注意してください。

例:平均バスケット単価が1万円、月間売上高が200万円だった場合(100万円×4.0%)+(100万円×2.8%)=68,000円

その他の費用【必須】

楽天市場ではその他にも「楽天ポイント付与料」や「楽天スーパーアフィリエイト」などの利用料が商品ジャンルや月間売上高に応じて課されます。

これらの費用はどのプランでも毎月売上高に応じて必ず発生する費用ですので覚えておきましょう。

楽天ポイント付与料

画像参照元:楽天市場サービス料金詳細

「楽天ポイント付与料」とは、購入者が楽天市場で商品を購入した際に付与されるポイントの一部を店舗側でも負担する料金です。店舗側の負担割合はポイント原資(通常1.0%)となっており、以下の計算式で求められます。

楽天ポイント原資負担分=楽天会員の購入代金×付与率(通常1.0%)

楽天ポイント原資負担分に商品の送料や代金引換手数料が含まれている場合、「送料」「代金引換手数料」にも付与率が課金されますので注意してくださいね。

楽天スーパーアフィリエイト利用料

画像参照元:楽天市場サービス料金詳細

「楽天スーパーアフィリエイト利用料」とは、パートナーサイトに掲載されたリンクを経由した売上について、購入された商品のジャンルに応じてパートナーに成果報酬を支払う利用料を指します。

そもそもアフィリエイトとは成功報酬型広告のことであり、パートナーとはアフィリエイトを行うアフィリエイターのことです。簡単に言うと、商品を紹介してもらった人に対して紹介料を支払うということです!

アフィリエイト報酬はアフィリエイターのリンクを経由して購入された場合のみ報酬を支払うので、その売上に応じて利用料が発生します。

楽天では商品ジャンルに応じて2.0%~4.0%のアフィリエイト料率が設定されており、パートナーへのアフィリエイト報酬とアフィリエイト報酬に応じた料率で楽天市場に楽天スーパーアフィリエイト利用料を支払う必要があります。

実際に支払う費用

  1. パートナーへの成果報酬(商品ジャンルによって2.0%~4.0%)
商品ジャンル料率商品ジャンル料率
ジュエリー・アクセサリー4%キッチン用品・食器・調理器具3%
食品4%日用品雑貨・文房具・手芸3%
インナー・下着・ナイトウェア4%本・雑誌・コミック3%
水・ソフトドリンク4%インテリア・寝具・収納3%
日本酒・焼酎4%ホビー3%
4%サービス・リフォーム3%
レディースファッション4%おもちゃ3%
バッグ・小物・ブランド雑貨4%住宅・不動産3%
メンズファッション4%車用品・バイク用品2%
スイーツ・お菓子4%腕時計2%
ビール・洋酒4%TV・オーディオ・カメラ2%
美容・コスメ・香水4%パソコン・周辺機器2%
ペット・ペットグッズ4%スマートフォン・タブレット2%
医薬品・コンタクト・介護4%家電2%
ダイエット・健康4%CD・DVD2%
スポーツ・アウトドア4%楽器・音響機器2%
花・ガーデン・DIY4%車・バイク2%
キッズ・ベビー・マタニティ4%光回線・モバイル通信2%
カタログギフト・チケット4%テレビゲーム2%
上記以外2%
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜
  1. 楽天アフィリエイトシステム利用料=パートナーへの成果報酬合計×適用料率(15%〜30%)
成果報酬額合計適用料率
30万円以下30%
30万1円〜100万円以下25%
100万1円〜500万円以下23%
500万1円〜1,000万円以下20%
1,000万1円〜15%
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

アフィリエイト報酬に対して発生する「楽天アフィリエイトシステム利用料」というものがあります。つまり、アフィリエイト経由での売上に対しては「楽天スーパーアフィリエイト利用料」と「楽天アフィリエイトシステム利用料」を合わせた手数料が発生することになります。

取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料

「取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料」とは、楽天市場を安心・安全・便利に利用できるためのシステム開発、ユーザー窓口の運用などの環境整備のため、店舗側に月間の売上高の0.1%を負担してもらう利用料のことです。

この利用料は特にややこしい料率等はなく、月間の売上高の0.1%が固定でかかる費用となっております。

R -Messe利用料

メガショッププラン/スタンダードプランがんばれ!プラン
月額固定費(税別)5,000円3,000円
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

R-Messeとはユーザーが「ショップへの問い合わせ」から店舗へ問い合わせができるサービスです。会員IDとも連携されているためどのユーザーからのメッセージなのか、メッセージの未読・既読もわかるようになっています。そのR-Messeを利用する為に、月間で上の費用が発生します。

楽天ペイ利用料

楽天ペイで利用可能な決済手段一覧

決済手段 入金サイクル短縮不正検知強化チャージバック補償強化決済関連業務代行入金額・請求額相殺機能利用料ご請求
・クレジットカード決済
・Apple Pay
楽天市場共通の決済手段・金融機関利用決済
 ・楽天口座決済
 ・楽天銀行あんしん口座引落※ など
・後払い決済
・コンビニ決済
 ・セブン-イレブン
 ・ローソン など
・主に海外ユーザーが利用する決済
 ・PayPal
 ・Alipay
・楽天ポイント
・楽天キャッシュ
選択制決済手段・代金引換
・ショッピングクレジット/ローン
・オートローン
・リース
・法人向け請求書払
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

楽天ペイとは楽天が提供する電子決済サービスのことで、QR払いやコード払いなどで様々な場所で利用することができます。あなたも一度は目にしたことや、利用したこともあるかも知れませんね。

楽天市場では楽天ペイを導入することにより、購入するユーザーの様々な支払い方法に対応することができます。楽天ペイを導入することは、ユーザーファーストな選択と言えるでしょう。

楽天ペイの利用料は平均決済単価と月間決済高等によって利用料率が異なります。(2.5%〜3.5%)

平均決済単価 100万円まで 200万円まで 300万円まで 500万円まで 1000万円まで 3000万円まで 1億円まで 5億円まで 5億円超
0〜7千円3.5%3.4%3.4%3.3%3.3%3.2%3.2%3.0%2.9%
7千円超〜1.5万円3.5%3.4%3.3% 3.3% 3.2% 3.2%3.0%2.9%2.8%
1.5万円超〜2.5万円3.5%3.3%3.3%3.2%3.2%3.0%2.9%2.8%2.7%
2.5万円超〜3.5万円3.5%3.3%3.2%3.2%3.0%2.9%2.8%2.7%2.6%
3.5万円超〜5万円3.5%3.2%3.2%3.0%2.9%2.8%2.7%2.6%2.5%
5万円超3.5%3.2%3.0%2.9%2.8%2.7%2.6%2.5%2.5%
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

その他にも楽天ペイの利用には、不正利用のモニタリング機能やチャージバック保証制度などが備えられています。

楽天ペイ(楽天市場決済)のチャージバック補償制度(国内)

プラン名加入要件補償上限※
(月)
月額保険料
(店舗毎)
楽天ペイ ベーシック全店舗自動付帯15万円0円
楽天ペイ スタンダード任意加入(お申込店舗様のみ対象)50万円5,000円
楽天ペイ プレミアム任意加入(お申込店舗様のみ対象)100万円8,000円
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

楽天ペイ(楽天市場決済)のチャージバック補償制度(海外および指定配送先)

プラン名加入要件補償上限※
(月)
月額保険料
(店舗毎)
楽天ペイ ベーシック全店舗自動付帯50万円0円
楽天ペイ
海外配送プレミアム
任意加入(お申込店舗様のみ対象)100万円3,000円
引用元:出店までの流れ〜各種料金とお手続き〜

※国内発行・海外発行のクレジットカード、Apple Payが補償対象となります。「楽天ペイ スタンダード」「楽天ペイ プレミアム」「楽天ペイ 海外配送プレミアム」
の場合、補償上限は「ベーシックの補償も合算した金額」となります。

オプションサービス

楽天市場ではその他にも無料・有料でオプションサービスを利用することができます。

【有料】

  • R -SNS
  • RMS商品一括編集機能
  • R -Mail
  • 定期購入・頒布会(はんぷかい)サービス

【無料】

  • CSVデータダウンロードサービス
  • 楽天GOLD
  • RーCabinet画像登録管理機能
  • R -Cabinet動画登録管理機能

これらは必須という訳ではありません。最初は利用しないという選択肢もありでしょう。利用状況によって導入するかどうか決めれるので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

R-SNS【有料】

R-SNSは月額固定費3,000円でLINE公式アカウント、Instagram、Facebookなど複数のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を楽天市場での店舗運営に活用できるサービスです。

楽天市場の店舗ページを通じて各SNSと通じ、情報発信ツールとして利用することができます。SNSからの集客を考えている人は、マストで導入するべきサービスと言えるでしょう。

RMS商品一括編集機能【有料】

RMS商品一括編集機能は月額基本料金10,000円(税別)で利用することができ、商品データのCSVファイルをRMSにアップロードすることにより、商品ページを一括して「編集」「登録」「削除」できるようになります。

商品数が多く管理に手間がかかる店舗におすすめのオプションサービスです。また、他モールとの在庫連携や受注連携を行うには殆どのソフト・ツールで必須のオプションサービスになります。

R-Mail【有料】

R-Mailとはメールマガジンの配信サービスで基本料金は無料ですが、メール配信料として1通あたり1円がかかります。

楽天が提供する送信リストを利用することにより、週1回無料でメールを配信することができます。※条件あり

定期購入・頒布会(はんぷかい)サービス【有料】

定期購入とはその名の通り、同じ商品を定期的にお届けするサービス。頒布会とは毎回違う商品を定期的にお届けするサービスです。

定期購入・頒布会サービスは月額利用料5,000円(税別)で、どちらか片方だけの契約でも両方の契約でも同じ料金が発生します。さらにシステム利用料として各プランのシステム利用料+2.0%がかかります。

定期的に購入が必要な商品等を扱う場合、こちらのサービスに加入すると良いでしょう。

CSVデータダウンロードサービス【無料】

CSVデータダウンロードサービスとは、楽天市場で利用できる受注管理機能(R-Backoffice)からCSVのデータをダウンロードできるサービスです。自社の販売管理システムとの連携や配送伝票の印刷などに活用することができます。

無料で利用することができますので、環境によってはマストのサービスと言えるでしょう。

楽天GOLD【無料】

楽天GOLDとはRMSで利用できるHTML/CSSをはじめJavaScriptなどのデータも保存できるサーバースペースのことです。

楽天GOLDを利用することにより店舗ページのクオリティを上げることができますが、ある程度のHTMLの知識も必要になってきます。

こちらも無料で利用することができますが、最初はあまり必要のないサービスかも知れません。プログラミングが必要なく簡単に店舗構築・デザインができるツールはたくさんありますので、ある程度軌道にのってきて、ツール等ではできない構成・デザインで更に店舗ページのクオリティを上げたいときに利用するのがオススメです。

R-Cabinet 画像登録管理機能【無料】

R-Cabinet 画像登録管理機能とは、R-Mailや商品ページなどで使用する画像を登録できる機能です。登録された画像の検索やサイズ縮小、一括登録・削除などが可能です。

無料で利用することができますが、各プランに応じて容量に制限があります。

メガショッププラン無制限
スタンダードプラン5GBまで
がんばれ!プラン500MBまで

楽天に商品を出品する際、必ず必要なサービスと言っていいでしょう。

R-Cabinet 動画登録管理機能【無料】

R-Cabinet 動画登録管理機能は、R-Cabinet 画像登録管理機能と同様に動画をアップロードできる機能です。

こちらは 画像登録管理機能とくらべて、マストという訳ではありません。ですが、商品ページに動画を追加したい場合は必要なので覚えておきましょう。

各種料金の支払いの流れ

楽天市場では出店時にかかる初回出店料や毎月発生するシステム利用料などがありますが、各種料金によって支払いのタイミングやサイクルが異なります。

一部の料金は月間売上高と相殺されて口座に振り込まれる料金もありますので、各種料金の支払いの流れを把握することが重要です。

では、各種料金の支払いの流れについて解説していきますね。

初回出店料

出店時にかかる初回出店料はプランに応じて金額は異なりますが、料金は利用開始日から20日以内に前払いしなければなりません。利用開始日とは出店の申し込みをした後に事前審査に通り、RMSのアカウントが開設された通知を受けた日になります。

初回出店料を支払わないと店舗をオープンすることができませんので、注意が必要です。

楽天ペイ決済金の精算サイクル

画像参照元:楽天市場サービス料金詳細

楽天ペイ決済金は、楽天市場からの請求額と振込額が相殺されて精算されます。

締日が10日と25日から選択することができ、10日締めの場合は当月20日頃に相殺金額が計算され、翌月の末日までに請求もしくは振り込みされます。25日締めの振り込みの場合は翌月の5日頃に相殺された金額が開示され、翌月の15日に請求もしくは振り込まれます。

出店料

出店料は利用開始月の当月に金額が確定し、約1ヶ月後の相殺にて精算されます。

例:1月更新分(出店料)

請求額表示日:1月20日頃

相殺後精算額の表示日:2月20日頃

精算日(支払い期限日):2月末日

システム利用料・楽天ポイント付与料・アフィリエイト利用料

システム利用料・楽天ポイント付与料・アフィリエイト利用料は売上月の約2ヶ月後に金額が確定され、約3ヶ月後の相殺にて精算されます。

例:1月分(システム利用料など)

請求額表示日:3月20日頃

相殺後精算額の表示日:4月20日頃

精算日(支払い期限日):4月末日

楽天ペイ利用料・広告掲載料

楽天ペイ利用料と広告掲載料は決済確定の約1ヶ月後に金額が確定され、約2ヶ月後の相殺にて精算されます。

例:1月分(楽天ペイ利用料・広告掲載料)

請求額表示日:2月20日頃

相殺後精算額の表示日:3月20日頃

精算日(支払い期限日):3月末日

楽天市場の出店手数料は高いのか?

以上が楽天市場への費用でした。

ここで気になるのが「楽天市場の出店手数料は他のモール型ECサイトと比べて高いのか?」という点です。

実は楽天市場は他大手のYahoo!ショッピングやAmazonと比べても出店にかかる手数料はかなり高いんです。その理由としては、月額出店料が高額であることはもちろんシステム利用料やアフィリエイト報酬など売上高に応じて加算されるからです。

では、YahooショッピングやAmazonの場合、出店料はいくらなのでしょうか。

Yahoo!ショッピングの場合

Yahoo!ショッピングでは初期費用や月額システム利用料は無料となっており発生する費用は以下の通りです。

  • ストアポイント原資負担:1%〜15%
  • キャンペーン原資負担:1.5%〜
  • アフィリエイトパートナー報酬原資:1%〜50%
  • アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30%

Yahoo!ショッピングでは売上高に応じてポイントやアフィリエイト報酬を負担するので、赤字の心配はありません。

Yahoo!ショッピングではPayPayやTポイントの付与を行っているので、各サービスのポイントやアフィリエイトによって費用が発生してきます。かかってくる費用がこれだけだと、かなりシンプルなシステムと言えますね。

Amazonの場合

Amazonでは「小口出品」と「大口出品」で毎月の基本料金が異なります。「小口出品」は1商品に対して100円の費用と販売手数料が生じ、「大口出品」は毎月4900円(税別)の費用と販売手数料が発生します。販売手数料は商品のカテゴリーによって異なり、8%〜15%程度の販売手数料がかかります。

また、Amazonには独自のサービスとして、商品の保管から発送までを一括して行ってくれる「Fulfillment by amazon」=通称「FBA」というサービスを展開しています。Amazonはプライム会員だと購入した物によっては次の日なんかに届いたりしますよね。それは、このFBAを利用しているから可能になっています。

そんなFBAを利用するには「FBA配送代行手数料(290円~5,625円)」と「FBA在庫保管手数料」が発生します。FBA在庫保管手数料は非常に複雑な算出方法で計算されており、暗算で計算するのはオススメしません。FBA在庫保管手数料がきになる方はこちらのサイトでチェックしてみてください!FBA在庫保管手数料を簡単にシュミレートしてくれます!

楽天市場の出店手数料のまとめ

こうして比較して見ると、楽天市場は他のモール型ECサイトと比べても月額出店料やシステム利用料など断然高いですね。しかし、国内でのEC流通総額がトップであることや、サポートやサービスが充実していることから多くの店舗が楽天市場に出店しています。

また、楽天市場の出店審査が厳しいことからユーザーは安心して買い物をすることができ、結果的に1店舗あたりの売上高も他のモール型ECサイトよりも高くなっています。そういった点からも楽天市場に出店する事業者は多いのですね。

今回解説した費用を元に計算し、利益が見込めそうであるなら、ぜひ出店を検討してみて下さい。

販路拡大として楽天市場への出店を考えていたけど、楽天市場の出店手数料が高くて出店を悩んでいるという方は楽天市場の出店費用や手数料がかからずに販路を拡大できる「hanro+(ハンロプラス)」というサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

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